lit-forge.com/nisa-simulatorは、つみたて NISA / iDeCo / 退職資金プランニングを 1 ページで完結するシミュレーターです。 ただし入力項目が多く、初見では「どこから手を付けるか」迷いがち。 この記事では各入力の意味と、出力結果の読み方を順番に解説します。
ステップ 1: プリセットから始める
ページ上部の プリセット選択(20 代独身・会社員、30 代既婚・子なし、自営業 など)を 使うと、年齢・年収・積立額・年金の典型値が一括で入ります。まずプリセットで全体像を見て、後から個別に調整するのが効率的。
プリセット 6 種類:
- 20 代独身・会社員(年収 350 万、貯蓄 100 万)
- 30 代独身・会社員(年収 500 万、貯蓄 300 万)
- 30 代既婚・子なし(年収 600 万、貯蓄 500 万)
- 40 代既婚・子あり(年収 700 万、貯蓄 800 万)
- 50 代既婚・子独立(年収 800 万、貯蓄 1,500 万)
- 自営業(年収 600 万、貯蓄 400 万)
ステップ 2: 各入力項目の意味
- 現在の年齢 / 退職年齢: 運用期間(退職年齢 - 現在年齢)が複利効果に直結。 早く始めるほど月額負担が劇的に軽くなる
- 現在の貯蓄: 一括投資の元本になる部分。生活防衛資金(月生活費の 3-6 ヶ月)は 除外して入力するのが推奨
- NISA 月額 / iDeCo 月額: 各制度の月の積立額。職業別に iDeCo 上限が違うため、 プリセットの値を参考に
- 年収: 所得税率の推定 + iDeCo の節税効果計算に使用。手取りではなく額面年収
- 希望生活費(月): 老後の希望月額生活費。月 20 万(質素)/ 25 万(標準)/ 30 万(ゆとり) が一つの目安
- リスク許容度: 安定型 / バランス型 / 積極型から選択。3 シナリオの年利が変わる (安定 1-5% / バランス 2-6% / 積極 3-8%)
- 年金額(月): 老後の公的年金見込み額。会社員は厚生年金月 14.5 万円が標準値、 自営業は国民年金月 6.5 万円。「ねんきんネット」で正確な値を確認推奨
ステップ 3: 出力結果の読み方 — 3 シナリオ
入力すると、画面下部に 楽観・現実・悲観の 3 シナリオが並びます。それぞれ:
- 楽観(年利 6%): 過去 30 年の世界株式の平均的な実績。理想的な相場継続前提
- 現実(年利 4%): 信託報酬控除後 + 保守的な見積もり。意思決定の中心軸
- 悲観(年利 2%): 長期低成長 / インフレ目減り後の実質。最悪ケース耐性チェック
3 シナリオの差を埋める「現実的な対策」を考えるのがこのツールの本質。 悲観でも老後資金が足りるなら積極型、楽観でも足りないなら積立額増やす or 退職延長を検討。
ステップ 4: 取り崩しシミュレーション
退職時資産を 退職後の運用利率 2%で運用しながら、 月額生活費 - 年金額を毎月取り崩したときの資産寿命を計算します。
出力には 2 つの数字が並びます:
- 資産寿命(年): 何歳まで持つか。例「95 歳まで持続」or「85 歳で枯渇」
- 毎月取り崩し可能額: 寿命まで持たせる場合の月額上限
悲観シナリオでも 95 歳まで持つなら安心、80 歳で枯渇なら積立額や退職年齢の見直しが必要。
ステップ 5: iDeCo の出口戦略(一時金 vs 年金)
iDeCo を含めた試算では、受け取り時の税金の比較も自動表示されます:
- 一時金: 退職所得控除(勤続年数で計算)を引いた残額の 1/2 が課税対象
- 年金(10 年定期年金として均等割): 公的年金等控除を適用した残額が雑所得として課税
手取りが多い方を「おすすめ」表示しますが、退職金との合算や他の所得との関係で 実際の最適解が変わるため、税理士確認推奨。
ステップ 6: プラン A/B 比較で What-if 試算
ページ下部の 「プラン A / プラン B 比較」では、 「現状」と「変更後」を並べて差分を見られます:
- 「いまのままで 65 歳退職 vs 70 歳まで延長したら?」
- 「月 +2 万増やしたら?」「月 -1 万減らしたら?」
- 「リスク許容度を積極型に変えたら?」
- 「希望生活費を月 25 万 → 30 万に上げたら?」
4 つの差分(退職時資産 / 老後資金カバー / iDeCo 節税 / 取り崩し可能額)が一目で見えます。
さあ、自分のケースで試算
プリセットから始めて、自分の値に微調整するだけで 1 分で 3 シナリオが出ます。 入力データは全てブラウザ上で処理されサーバーに送信されません。
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※ 本シミュレーターの試算は月次複利による参考値で、実際の運用結果(市場変動・税金・手数料・為替)を 保証するものではありません。個別の金融商品の推奨ではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。